タイルをつなげて、探検家たちをそれぞれ目的の神殿に辿り着かせるボードゲーム「カルバ」のカードゲーム版です。
プレイヤーは探検隊のリーダーとして、4人の冒険者たちをお互いの妨げにならないように寺院に導かなくてはなりません。
16枚の手札を4枚×4枚の制限範囲内に8回にわけて配置し、カードに描かれた4人の冒険者たちが、それぞれと同じ色の寺院に一本の道でつながるようにカードを配置して行きます。
ゲームの終了時に同じ色の冒険者と寺院がつながっていれば得点となりますが、その途中に他の冒険者がいる場合は邪魔をされたことになり得点になりません。
自分が次に配置するカードは、ある程度自分で選ぶことが出来ますが、選んだカードを全て配置することが出来るかどうかは他のプレイヤーとの駆け引き次第。
短時間で、ボードゲームのカルバと同様の悩ましいタイル配置を楽しむことができます。
対象人数:2~6人。対象年齢:8歳位から。プレイ時間:約15分。
パッケージ内容:ゲームカード96枚(約67mm四方)。早見表1枚。説明書1枚。製造元:HABA (ドイツ)
ゲームカードは6人分あります。それぞれ裏面の色が異なり、16枚で1セットになっています。
各自好きな色を選んで良く混ぜ、裏向きの山にして手元に置きます。
付属の「早見表」には、1人分のカードの内訳が描かれています。全員で見ながらゲームを進めてください。
プレイヤー全員、自分のカードの山から3枚を引いて手札としたら、第1ラウンドの開始です。
各自3枚の内から、今回配置したいカードを2枚選びます。
選んだら、その2枚を自分の前に伏せて出しましょう。
その後、全員一斉にカードをオープンします。
各カードには1~16までの番号が描かれています。各自2枚のカードの数字を合計してみましょう。
この数字が一番小さいプレイヤーは、2枚の内の1枚を捨てなければなりません。
そう、このラウンドは1枚しか配置することが出来ないのです。
下の画像をご覧ください。
このラウンドで各自が出した2枚のカードの数字合計はAが16、Bが23、Cが20、Dが18でした。
数字が一番小さいAは、今回出した「1」か「15」のカードのどちらかを捨てなければなりません。
各自カードを配置したら、手札が3枚になるよう自分の山札から新たにカードを引きます。
このように2枚ずつ山札からカードを補充しながら、8ラウンドにわたって同じことを繰り返していきます。
そしてその都度、選んだカードを2枚ないしは1枚配置して行くわけですが、カードは4枚×4枚の正方形の範囲内にしか置くことが出来ず、また、カードの番号が自分から見て必ず「左上」になるように置かなくてはなりません。
更に、配置するカードの2枚目からは、すでに置かれているカードに対して少なくとも1辺が接するように置かなければなりません。(道は必ずしもつながらなくても構いません。)
下の画像のように道をつなげて行くわけですが、一度もカードを捨てることが無ければ、4枚×4枚の正方形にカードを置き切ることができます。(おそらく難しいとは思いますが。)
さて、8ラウンド目が終わると手札が無くなりゲーム終了となります。
各自、配置したカードをもとに得点を計算しましょう。
それぞれ同じ色の寺院に辿り着いた冒険者1人につき3点となりますが、道中に他の色の冒険者がいる場合は無効となります。
また、冒険者と同じ色の寺院が1本の道でつながっていて、その途中に他の色の冒険者がいない場合、その道中に落ちている宝石も得点になります。
水晶は1個1点、金塊は1個2点です。
合計点数を数えて、一番得点の高い人が優勝です。
*点数計算の例。
上図では、青とオレンジの冒険者が、それぞれ同じ色の寺院に辿り着くことが出来ます。
青の冒険者は3点に加えて、道の途中に落ちている金塊1個(2点)と水晶2個(1点×2個で2点)も獲得します。オレンジの冒険者も3点に加えて、道の途中に落ちている金塊1個(2点)と水晶1個(1点)を獲得します。
しかしながら、紫の冒険者は紫の寺院につながることができませんでしたので0点。また、緑の冒険者と緑の寺院は道でつながっていますが、その途中に青の冒険者がいるので、こちらも0点となります。
その結果、このプレイヤーの得点は、青とオレンジの冒険者の得点を足した13点となります。
「3」「4」「5」のタイルは、ラウンドの途中で捨てたため配置できませんでした。
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