日本の和色を使い、日本最古の花札の絵柄をベースにして制作された「和のメモリーカードゲーム」です。
100対89という、色紙(しきし)の縦横比率で作られた2mm厚の重厚なカードは、お部屋にそのまま飾っても絵になります。
遊び方は、日本人の誰もが知っている神経衰弱ゲームですが、3つの段階で楽しむことができます。
日本語の他、英語、ドイツ語、フランス語の説明書きがあり、海外へのお土産としてもおすすめです。
対象人数:2人~5人。対象年齢:3歳位から。プレイ時間:約10分。
パッケージ内容:カード36枚(植物単独で描かれたカード12種類各2枚、数字と月の名前が入ったカード12種類各1枚)。説明書1冊。製造元:クレープラット・日本。
*寿月すみたや実店舗では、掲載品以外にも多数のボードゲーム、カードゲームを取り扱っております。
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36枚のカードには、桜、梅、菊、菖蒲、松など、日本の草花が、僅かな濁りが含まれた「和色」で描かれています。
その内の12枚には、鹿や盃、鳳凰などの植物以外の絵と数字、月の名前が入っています。
3歳くらいのお子様と遊ぶ時は、植物単独で描かれた24枚のカードを使って神経衰弱ゲームを楽しんでください。
花あわせには、1枚のカードに平均して7~8色の和色が使われています。3歳までに複雑な色を見ておくことが、その子の成長過程において色彩を認知する力を育てると言われています。
4歳くらいになったら、今度は植物のみのカードを1枚ずつ12枚と、それと同じ植物が描かれた異なる絵柄のカード12枚を使って神経衰弱ゲームをしてみましょう。
例えば、梅のカードは1枚は「梅の花」のみが描かれていますが、もう1枚には「梅の花と鶯、数字の2、如月という言葉」が描かれています。
2枚の絵は、全く同じ絵ではありませんが、描かれている植物が同じならば2枚のカードはペアということになり、その2枚のカードを貰うことができます。そしてもう一度2枚のカードをめくることができます。
更に5歳くらいからは36枚全てのカードを使用して、3枚の共通する植物カードをめくったら、その3枚のカードを貰えるメモリーゲームをしてみましょう。
このようにゲームの難易度を変えて遊べるのも、花あわせの大きな特徴です。
いずれの遊び方も、場に裏返して広げた全てのカードが取り去られたらゲーム終了となります。その時に手元に一番たくさんのカードを持っていたプレイヤーが優勝です。
花あわせの「100対89」という僅かに縦が長くなっている寸法は、テーブルに置いた時に正方形に見える。という日本人の感性が生んだ繊細なサイズです。
それだけでなく、花あわせのカードは四隅に、見ただけでは気が付かない繊細なRが施されています。
カードの角を触ってみてください。固い紙にも関わらず刺すような痛みは感じないと思います。
小さなお子さんも遊ぶ品物だからこそ、細心の注意がはらわれ、しかもカードの美しさを損なわないギリギリの職人技が施されているのです。
日本人の繊細な技術とこだわりが随所に散りばめられた、まさに「Made in Japan」を象徴するカードゲームです。