おはなし組木。2017年の状況。
今晩は。
木のおもちゃと節句人形の寿月すみたやです。
このブログを書くのも随分久しぶりとなってしまいました。
静岡県浜松市の実店舗では、ただ今、端午の節句の五月人形販売の真っ最中。
しかも関連ブログが5つあるということで、なかなか更新できません。
今日は、昨年末から品切れが続いていた、でこぼこ工房さんの「おはなし組木」についてのお知らせがあります。
昨日、でこぼこ工房の森島さんから、お願いしていた「おはなし組木」ができた。とご連絡を頂き、工房に出向きました。
昨年末に注文した品を前に、森島さんから今後の制作状況についてお話を伺いました。
でこぼこ工房の「おはなし組木」は、近年、全国的に大人気で、森島さんのところには、おもちゃ屋さん、図書館、保育園さん、そして一般のお客様まで、毎日多数のお問い合わせが来ているそうです。
しかしながら、一昨年に奥様を亡くされ、おひとりでの制作が続いていること。
そして、これまで出来上がった組木を磨いて仕上げをしてくれていたお父様がご高齢でお仕事が出来なくなったこと。
さらにはご両親の介護をしなくてはならなくなったこと。
などから、なかなか作品を作る時間が取れなくなってきているとのことでした。
そのため、今後しばらくは制作を調整して行かれるようです。
注文を受けてしまうと、「早く作らなくては・・」というプレッシャーで精神的に追い詰められるので、予約注文もしばらく控えたいということで、「また少し作品がたまったら、ご連絡します。」とおっしゃっていました。
私たちも、森島さんの大変さが分かるので、承諾させて頂きました。
そんなわけで、今回の入荷分が無くなると、次はいつになるか分かりません。
今回作って頂いた分も僅かなので、ご希望の方はお早めにご連絡、ご来店ください。
森島さんも、「ひとりではなかなか数を作るのは難しい。でも、これだけ沢山の方々からご希望があるのだから、また海外の人たちにお願いして制作していくことも検討している。」とおっしゃっていました。
私たちも「おはなし組木」を常に皆様に供給できることを願っています。
その時まで、しばらくご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。