遊ぶ人数により、使う宝石の数が変わります。該当する宝石を袋の中に入れ、よく混ぜまておきます。
プレイヤーは各自、手元に「金庫カード」を1枚ずつ置きます。
テーブルの中央には、参加人数よりも1つ少ない数の「宝石台カード」を置きます。(プレイヤーが4人ならば、宝石台カードは3枚)
誰でも良いので、袋から宝石をランダムに取り出し、各宝石台に2個ずつ配置します。
4人で遊ぶ場合は、下図のような配置になります。
プレイヤーはどの宝石台を狙うか考えましょう。
決まったら、全員一斉に「せーの!」で欲しい宝石台を指差します。
指さした宝石台が、誰とも被らなかった場合は、その宝石台に乗っている宝石を全部取って、自分の金庫カードの上に置くことができます。
下図のように、もし誰かと被ってしまった場合は、残念ながら宝石を取ることができません。
また、宝石を指さす時、宝石台の上の宝石だけでなく、他プレイヤーの金庫に乗っている宝石を指さすこともできます。
この場合も他のプレイヤーと被らなければ、その人の金庫にある宝石を全て取って、自分の金庫に置くことが出来ます。
せっかく自分の金庫に沢山の宝石を置いても、一気に取られてしまうのは面白くありません。
そこで、自分の金庫に置かれた宝石が溜まって来て、他の人に取られたくない時は、宝石台や他人の金庫を指さす代わりに、自分の金庫を「バリア」することができます。
バリアした時は、自分の金庫の上の宝石を金庫から降ろして脇に移動します。
これによって宝石を確保したことになり、以後、この宝石が他のプレイヤーに奪われることはなくなります。
ただし、バリアをしたら金庫を裏返し、次のターンは1回休みとなります。
これを繰り返し、袋の中の宝石が無くなったらゲーム終了です。
最終ラウンドが終了したら、金庫の脇に移動した宝石とともに、金庫に乗ったままの宝石も得点対象になります。
宝石をたくさん獲得できたプレイヤーの勝利となりますが、得点計算は赤い宝石が1つ3点、黄色の宝石が1つ2点、青の宝石が1つ1点です。
加えて、赤青黄の三色セットは3つごとに+4点になるので、三色セット1セット毎に10点となります。
三色セットにならないバラの宝石は、それぞれその色の得点です。(赤3点、黄2点、青1点)。
そして、白(透明)の宝石は、持っている個数の2乗になります。(1個ならば1点、2個なら4点、3個なら9点、4個なら16点、5個なら25点、6個全部持っていれば36点です。)
全ての点数を合計して最高点の人の勝利です。
尚、宝石台を指さす時に、誰も指ささなかった宝石台や、バッティングによって該当者がいなかった宝石台は、その上に乗っている宝石はそのまま次の回に持ち越しとなります。
更に、次の指さしの前には、各宝石台に袋から宝石を補充します。
宝石が乗っていない宝石台には、新たに2個を袋から補充、宝石が1つでも乗っている宝石台には1個補充します。
これにより、どんどん宝石が増えていく台も出てくることでしょう。でもそんな台は皆も狙うはず。
欲張らずに少ない宝石の台を狙うか。あえて勝負に出るか。はたまた自分の金庫の宝石を守るか。各人の思惑が絡み合う、シンプルで熱い駆け引きをお楽しみください。