日本語を勉強中のボブは、多くの外来語が日本語に訳されずにカタカナ語として定着していることに気づきました。日本語の辞典にもカタカナ語の説明にカタカナ語が使われている始末。
そこで彼は、カタカナ語を日本語だけで説明する辞典を作ろう。と考えました。
プレイヤーはボブの試みに協力して、お題となるカタカナ語の単語を、カタカナ語を一切使わずに他のプレイヤーたちに説明します。
見事、皆に伝わればポイントになりますし、答えを当てたプレイヤーもポイントを得ます。ですが、説明の最中にうっかりカタカナ語を使ってしまって、回りのプレイヤーにそれを指摘されたら、指摘したプレイヤーだけがポイントを獲得します。
第一作ではボブの友達として、助詞を使うことが出来ない「トニー」が、第2作では身振り手振りで単語を表現する「デイヴ」が登場しましたが、今作では「ジョージ」が時々遊びに来ます。
その場合は「送り仮名」を含む「ひらがな」を使うことが出来なくなります。
ボブジテンの続編ですが、この作品だけでも遊べますし、「ボブジテンきっず」を含む、他のボブジテンシリーズ作品と合わせて遊ぶこともできます。
10歳くらいから遊べる、気軽なパーティゲームです。
対象人数:3~8人。対象年齢:10歳位から。プレイ時間:15~30分。
パッケージ内容:お題カード36枚、説明書1枚。製造:TUKAPON
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36枚のお題カードは、表面に6つの外来語のお題が書かれています。裏面には1~6の何れかの数字が描かれています。
全てのお題カードをシャッフルして裏向きの山札としたらゲームスタートです。
説明者となるプレイヤーは山札の一番上のカードをめくり、他のプレイヤーに見えないように手札とします。
カードに書かれている6つの言葉の内、今回の「お題」となるのは、一番上のカードを取ったことで山札の一番上に見えているカード(裏面)に描かれている番号の言葉になります。
つまり、上の画像では、「1番」の「メールボックス」がお題です。
説明者は、メールボックスという言葉をカタカナ語を使わないで、他のプレイヤーたちに説明しなくてはなりません。
例えば「電子端末機器を使って送信された文章や画像を受け取るのに必要で、また、それらを保管するための受信箱でもある。」という具合です。
説明者以外のプレイヤーは一度だけ回答のチャンスを持っています。答えが分かったら、いつでもその言葉を答えることができます。
一番先にお題を当てたプレイヤーと説明者はともに得点を得ます。説明者はお題カードを、回答者は山札の一番上のカードを、それぞれ1ポイントとして、自分の前に置きます。
今回お題を当てたプレイヤーが次の説明者となってゲームを続け、お題カードの山札が尽きた時点でゲーム終了。一番ポイントの多い人の勝ちです。
説明者が説明の途中でうっかりカタカナ語を使ってしまったら、それに気づいたプレイヤーは指摘しましょう。
例えば、メールボックスの説明で、「コンピュータやスマホ」などはアウトです。
このゲームで言うカタカナ語とは、外来語やその略語(ゲーム、チョコレーなどト)、和製英語(サラリーマン、ペットボトルなど)、英語の音訳に漢字を当てはめたもの(珈琲、煙草など)を指します。
説明者がこれらの言葉を使ったと指摘できた回答者は、その時点でポイントを得ます。
解答者の手札カードを貰って自分の前に置いてください。そしてその人が次の説明者になります。
お題の山札をめくっていくと、時々ジョージが描かれたカードが出てきます。
ボブの友達のジョージも日本語を勉強していて、ボブジテン作りを手伝いに来てくれたのですが、彼はクールでアートな日本の漢字に魅了された「漢字マニア」なので、「ひらがな」を一切使いません。
ジョージカードが出た場合、説明者は「送り仮名」を含む「ひらがな」を説明に使うことが出来ません。
漢字表現のみで、単語をつなげてお題を説明しましょう。
お題が「テレビ」であれば、「映写装置」や「放送受信」はOKですが、「映す」など、送り仮名を含むひらがなは使えません。
上の画像では、お題は3の「パスワード」ですが、「暗号」「認証文字列」などは大丈夫です。
当然のことながら、「読み解く」とか、「セキュリティー上の」などはNGです。
ジョージ登場の際は、筆談で説明しても面白いかと思います。
独自の表現パターンも考えて楽しんでください。
*寿月すみたや実店舗では、掲載品以外にも多数のボードゲーム、カードゲームを取り扱っております。
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