「家の鍵をかけ忘れた」「タクシーに乗りたいのに停まってくれない」「宿題が終わらない」などの、日常で起こり得るピンチやアクシデントを、与えられた3種類のアイテムを使って乗り切る方法を考えて宣言する、ちょっと変わったカードゲームです。
その方法が成功か失敗かは、他のプレイヤーのジャッジで決められます。
他のプレイヤーに認められれば、そのイベントカードがそのプレイヤーの得点として加算されます。
いかに他のプレイヤーを納得させる「言い訳」ができるか。ひらめきと判断力、表現力が問われるパーティゲーム。子ども同士よりも、子どもと大人で楽しむのに適しています。
もちろん大人同士でも盛り上がりそうです。
対象人数:3~6人。対象年齢:8歳以上。プレイ時間:約20分。パッケージ内容:チームカード6枚、イベントカード30枚、アイテムカード33枚、ENDカード1枚。遊び方ガイド。発売元:幻冬舎。
*寿月すみたや実店舗では、掲載品以外にも多数のボードゲーム、カードゲームを取り扱っております。
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最初にイベントカードを裏向きに山札として中央に置き、「キャット」と「チョコレート」のチームカードを各プレイヤーに1枚ずつ配ります。(使用するカードは参加人数によって変わります。)
プレイヤーは、自分に配られたチームカードを確認せずに、自分の前に伏せておきます。
ENDカードはイベントカードの山札の真ん中あたりに差し込んでおきます。ゲームは各プレイヤーが順番にイベントカードをめくって進行しますが、ENDカードがめくられた時点でゲーム終了となります。
さらにアイテムカードを裏向きの状態で、各プレイヤーに手札として3枚ずつ配ります。
山札となるイベントカードには、日常的なことから非日常的なことまで、様々なピンチが記載されていて、各カードの裏側には1、2、3の番号が記されています。
手番となったプレイヤーはイベントカードの山札から1枚引き、書かれている内容を読み上げ、そのあとで裏面に記されている数のアイテムを自分の手札から選びます。(記されていた番号が「3」だった場合は、手持ちの3枚のカード全てを使わなくてはなりません。)
例えば、めくったイベントカードは「両親がケンカ。仲直りさせたい」で、カード裏面の指定アイテム数は「1」でした。
手持ちのアイテムカードは「1億円」「サッカーボール」「ヴァイオリン」です。
この中から手番プレイヤーは「1億円」を選んで、「お父さん、お母さん、ぼくお小遣いをためて買った年末ジャンボ宝くじで1億円が当たった。でも二人がケンカしてると、どちらにあげていいか分からないや。」と言ってケンカをやめさせる。と宣言しました。
その他のプレイヤーは、その答えでピンチを回避できたか判断し、賛同できた場合は手をあげます。手を挙げたプレイヤーが多ければ成功。少なければ失敗となります。
成功の場合は、手番プレイヤーはそのイベントカードを自分の得点として獲得します。
こうして順番に手番プレイヤーを交代して行き、イベントカードの山からENDカードが出た時点でゲーム終了です。
*ゲームの勝敗
ゲームが終了したら、各プレイヤーは伏せていたチームカードを一斉にオープンします。各プレイヤーが獲得したイベントカードの枚数をチームごとに合計し、枚数の多いチームのプレイヤーが全員勝利となります。
イベントカードには、「アイドルに恋をして仕事も勉強も手につかない」「会社が倒産しそう」「バスが乗っ取られた」など、大人向けの内容も多いので、お子さんと遊ばれる時は事前に使うイベントカードをセレクトしておくのも宜しいかと思います。